ttoyo64のホームページへようこそ
welcome to ttoyo64's website
アクセス解析
アクセス解析
アクセス解析
アクセスカウンター
カウンター
現在位置
トップページ
撮影日記
2006年02月
撮影日記 2006年02月
2006/02/3(金)
明朝出発のため,定時でさっさと退社する。
2006/02/4(土)
いざ出発。自宅からバスで駅へ向かう。そこからはリムジンで羽田空港へ。少々混んでいたが10時過ぎに到着。
航空券を受け取り,荷物を預ける。三脚から雲台をはずしてリュックに入れて計2つを預けた。カメラはもちろんおニューのバックで機内へ。
少々,時間があるのでラウンジに入る。なんかすごい人(混みよう)。何でだと思ったら北海道方面の便が軒並み遅れまたは欠航になっているではないか。よく見ると,日本海側へ行く便にはほとんど「天候調査中」とか「ダイバード」とか書かれている。鳥取行きもご他聞にもれず11:00天候調査となっている。ラウンジを出て搭乗口へ。ここも欠航手続きの人たちでごった返している。いよいよ搭乗開始。フライトは条件付で,鳥取がだめなら米子か大阪へ向かうこともあるらしい。今日はA320型である。ほどなくドアが閉まり動き出した。欠航が多いためか羽田空港でいつも見られる出発機の行列がない。あっという間に離陸した(珍しい)。
岐阜上空を順調に飛行中との放送がある。
西へ向かうにつれ雲が増えてきた。
そろそろ鳥取かな〜と考えていたら,「鳥取は雪で視程が悪いため上空で待機する」との放送があった。
その後,「除雪作業のため40分待機」となった。右旋回している。窓の外に見えるのは・・・・どうも鳥取市内のように見える。いや間違いなく鳥取市内である。はっきり見えるのでそのうち着陸できるだろうと考えていた。4回目?の旋回の時,市内が見えなくなった。雲に隠れてしまったのである。その代わり,倉吉市内と東郷池が見える。明日はあの辺かなと考えていると着陸態勢に入った。かなり降下して,日本海が手に取るように間近に見える。海面のあちこちから水蒸気が立ちあがり,そのまま雲と化していた箇所が印象的だった。右に左に雲を避けながら進入していくが,空港が見えない。結局最後に大きく右旋回してR/W28に着陸した。約1時間遅れだった。誘導路を兼ねた滑走路に名古屋行きかな?F50型が離陸のため入ってきた。こちらが滑走路を出る時に見えたのだがF50の右エンジン(プロペラ)が止まった。ターミナルからチラッとみると,先ほどのF50がエプロンに引き返してきた。エンジントラブルでもあったのかな?
さて荷物を引き取り,バスで倉吉市内へ。鳥取県内バス乗放題手形を買おうとしたが,空港にはないとのこと。
日本海の荒波を眺めながら連絡バスで走ると,おおっ!ここはまさに明日来る場所ではないか。駅またはバス停から歩くことになるので,よく観察しておいた(下見になってよかった)。
バスは倉吉駅に着いた。ホテルを探す。あらかじめ印刷しておいた地図を片手に歩いていくと程なく到着。チェックイン時間には早いが受け付けてもらった。夜のバルブに備えて駅前周辺を散策する。バスの時間も調べなければいけない。
駅裏にあるとのことで歩いていく。細い路地から大通りに出たが見当たらない。少々引き返してくるとバスの車庫があり中に入る。
「泊方面に行くにはどのバス乗れば良いですか?」
「それなら日本交通になるよ。この先に営業所があるからそちらで・・・。」
また戻る格好になった。営業所に到着。ここで時間の調査と乗り放題手形を購入した。早速なので駅まで乗って行った。
時間と乗場を再確認し,いったんホテルへ。途中のスーパーで夕飯を購入しておく。
ホテルで夕飯を食べて,再度駅へ出かけた。
入場券を購入してホームへ。
出雲は2番線に入る。倉吉駅では,上り普通と下り快速と出雲の3本が並ぶことになっている。したがって,出雲単独での撮影は難しいかもしれないが,雪で遅れていることで意外な方向になるかも。
停止位置マークを探し,この辺かな?とおもいつつカメラをセットする。
ホーム外から覗き込んでいる人がいて,
「バルブですか?」
「せっかく来たので試しにやってみようとしている。この辺で場所はいいですか?」
「いいですよ。いつもならハイビームで入ってくるので撮影は厳しいかも。」
「明日も撮るんですよ。」
「そうするとこの機関車で戻ってくるよ。」
アドバイスいただいた。
出雲が入ってきた。案の定ハイビームであるが,下りの快速が着てない。やった!ビームを落とすはずだ。喜んだのもつかの間,反対から快速がやってきて規定位置に止まった。快速はそそくさと発車していったが,出雲はまだのようだ。今のうち・・・。
定刻より遅れて発車していった。
初日の活動はこれでおしまい。
2006/02/5(日)
寝坊できないので夜中に何度か目が覚めていたが,最終的に5:30に目が覚めた。
雪は止んでいた。
ホテルを出発。念のため駅で「出雲」の遅れ具合を確認したが,遅れている情報はないとのことだった。
リュックをコインロッカーに入れてバス乗り場へ。本当にバスは来るんだろうか?心配をよそに2人の客を乗せて定刻に発車していった。このバスは,橋津線の始発バスである。目的地まで約40分。はわい温泉等を通っていくが,お客は増えないまま,雪のためゆっくり走って行った。
さて,降りるバス停に着いた。歩道には20cmくらいの雪が積もっている。足跡があったのでその上を行こうとしたが,歩き難いので大抵は車道を歩いていった。歩くこと20分くらいだろうか目的地の踏切に到着。既に多くの方がスタンバっている。
適当な場所に陣取り,足場の雪を均していると一本前の列車が雪煙をあげて通過していった。もしかしたら後ろまで入らないかも・・・。でも山陰らしくていいかなと想像しながら三脚とカメラをセットした。
踏切が鳴り始めた。いよいよ「出雲」だ。きた〜。昨晩と同じ1121号機。画面中央付近から,シャッターを押し続けた。
あっという間に通過していった。ほんとに一瞬だった。
撮れたかな?恐る恐る画面で確認する。写っているがちょっと暗い。露出がおかしいのかな?まあ何とか処理できそうな範囲なので撤収する。
近くにいた方と話をすると,昨日の夜倉吉駅に来ていた方で,近くに住んでいるのだそうだ。地元の方なら詳しそうなので,バス停がどこにあるか聞いてみた。何度もアドバイスありがとうございました。
また,雪の中を歩き始めるが,今度は歩道にも足跡がない。仕方なく雪が少ない車道を歩いてバス停にたどり着いた。
15分程待つとバスがきた。始発なので一番前に陣取り倉吉駅に戻ることにした。昨日の空港連絡バスと同じ道を走って30分ほどで倉吉駅に到着。陽がさしていた。このまま晴れてくれるといいんだが・・・。
コインロッカーから荷物を取り出し,10:10発の普通列車で米子へ向かった。西へ向かうにつれ天候が怪しくなり,雪が降ったりやんだりを繰り返していた。
淀江を過ぎて明日のポイントを見ておこうとしたが,反対側に座っていた上,窓が曇っており見ることはできなかった。
程なく米子に到着。今夜の宿は米子駅近くなので,荷物だけでも預けておこうとホテルへ向かったが,ホテルの受付には誰もおらず仕方なく米子駅のコインロッカーへ押し込むことにした。
後で判明したが,このホテルではなく少々離れたホテルが今日の宿だった。名前が似ていたので危うく間違うところであった(ホッ)。
12:52発の列車で出雲市へ向かう。
寝不足なのと,心地よい揺れで睡魔に襲われうとうと・・・。
主要駅でお客が入れ替わりながら,出雲市駅に到着。
昔,仕事で来たことがあったが,その頃の面影がほとんどないくらい変わっていた。高架になって駅前が整備され・・・。唯一の記憶はホテルα-1くらいかな。
しかし,駅は立派だが近くに何もない。
待ち時間もあることだし西出雲まで行ってみることにした。
普通列車で一区間であるが,列車の本数が少ないので乗り遅れないようにしなければならない。
西出雲に着いた。が,出雲の車輌は見当たらない。遥か先の方に車輌基地らしきものがあり回送のディーゼルカーがそちらへ入っていく。こりゃだめだ。
歩けば15分くらいだと思うが,雪は降っているし,基地まで行くと出雲市へ引き返す列車の時間が空いてしまうため断念。
仕方なく,次の列車で出雲市駅へ戻ることにした。
出雲市駅では,時折吹雪く中ホームの黄色線上でじっと待った。待つこと1時間半ようやく同業者がやってきた。いろいろと談義しながら,ホーム先端まで移動。回送列車入線の頃には数名がホームにいたが混雑と言うほどではなかった。
朝と同じ1121号機。入線の様子を撮影してホームを移動。いろいろと撮影するが,やはり露出がおかしい。念のためプログラムモード,シャッター優先,絞り優先,マニュアルの各モードで撮影しておいた(これが後で役に立った訳で・・・)。
出雲市駅で「出雲」を見送り,そそくさと「やくも」に乗車。これで米子へ先回りする。
雪の影響を心配したが,予定通り松江で「出雲」を追い抜き先回りできた。
米子駅ではバルブ撮影である。
反対側となる2番ホームには駅員がいて,線から出ないよう監視していた。先客もいたので邪魔にならない場所に陣取り,「出雲」の入線を待つ。
やがて,1121号機に牽引された「出雲」が入線してきた。停車するや否や,露出が心配なのでマニュアルモードで撮影しまくった。
昨夜からの被写体であった1121号機から1179号機に交換され,定刻よりやや遅れて発車していった。
サンライズ等をバルブしようかとも思ったが,バテたので2日目の活動はこれで終わりにした。
2006/02/6(月)
朝起きると,まだ真っ暗であるが雪は止んでいた。
とにもかくにも最終日である。駅のコインロッカーに三度荷物を預け,コンビニでおにぎりを調達してバス乗り場へ。
大山行きに乗車。日野川を渡り日吉津村の中心部を通るのだが狭い。よくこんなところを通るもんだと感心する。
今日は月曜日。この路線バスはスクールバスと化し,小学生で満員となった。約30分ほどで「中間」バス停に到着。小学生の隙間を縫って下車した。
お目当ての撮影地は目の前。バス停が大通りではなかったため歩く距離が短かった。うれしい誤算である。先客は1名。やはり東京からの方だった。今夜のサンライズで戻りそのまま出社するとのこと(凄い!)。
通過する列車が少ないので構図チェックができないが,雑誌等を基に撮影準備完了。露出が気になるため今日はマニュアル撮影で挑むことに。
通過時刻が近づくにつれ人が集まり,平日にもかかわらず最終的には10名ほどに。
近くの踏切がなり始める。まだだよな〜と一息入れていると「出雲」がきた!
ちょっと慌てて露出を確認し,シャッターを切った。
通過時間を勘違いしていたのであった(危ない)。雪交じりではあったが山陰らしくていいかもと勝手に納得しながら撤収する。
当初は,歩いて伯耆大山駅まで歩く予定であったが,通過時刻の勘違いが功を奏して?路線バスに間に合いそうなので,小走りに朝降りたバス停へ引き返す。
通過したかな?と思いながらたどり着くと,乗客が1名待っていた。
「未だですよ」。
間に合った。バスで米子駅に戻った。
東京へ戻るが,せっかくここまできたら境港線を乗り潰しておこうと欲が出た。
境港線は,鬼太郎列車が走っており,各駅に妖怪の駅名が付けられている楽しい路線である。が,米子駅で出発準備ができた時,ちょうど列車が出て行ってしまった。次の列車まで40分ある。時刻を調べると往復することはできないが,境港からの途中駅で降りて,米子空港まで歩けば一本早い便に乗れそうだと判明する。
境港線ホームには妖怪の紹介等で賑やか?だ。
キハ47型の単行の気動車が入線する。ボディもそうだが車内にもねずみ男が描かれている。
定刻どおり発車した。揺れ具合といい,景色といい懐かしい感じがする。
境港駅の到着。5分の折返しの間に改札を出てスタンプを押し,駅名票と並んで写真を撮って「乗り尽くしの旅」のように慌しくとんぼ返り。
途中の中浜駅で下車して,空港まで歩いた。
予約は,夕方の便だったが早い便に繰り上げてもらった。荷物があるので最後尾の席をお願いしたが,搭乗してみるとガラガラだった。
離陸するとすぐに雲に入り,山陰の風景を見ることはできなかった。
55分で羽田に到着。便利だな〜。これだから「出雲」も廃止されるのかな〜と考えつつ撮影旅行も終了した。
2006年01月分へ
2006年12月分へ
トップページ
プロフィール
鉄道写真
撮影日記
ブログ
撮影地メモ
掲示板
管理人へメールを送る