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撮影日記　2005年09月

2005/09/02(金)
　定時で帰宅し，夕食・入浴後に再出発。おっとメモリカードの忘れ物。これがなければ撮影できない。
　バスは，新宿からではなく多摩地区から。おりしも金曜日の夜で下り列車に大きなリュックと三脚は顰蹙かなと思いながら，最後尾の車両に乗って移動。
　バス発車の40分前に駅に到着。うろ覚えの地図を基にバス乗り場を探す。駅周辺を2回ほど回るが見つからない。案内板にも三宮行はあるが京都行はない。少々焦ってきた。
　最後の手段，交番へ駆け込み尋ねると，目の前のバス停だと説明される。どっと汗が出た。
　この日は19人の乗客。久しぶりの夜行バスではあったが案外寝られた。

2005/09/03(土)
　目が覚めると大津インター付近で時間調整のために止まっている。そのうち動き出し，程なく京都駅に到着。5人ほど下車した。
　目的地は，山崎の大カーブ（サントリーカーブ）に決めた。
　昨日は，健康診断でバリウムを飲んでんでいたせいもあり，用を足しておくことにした。トイレに入り，目を疑った。トイレットペーパがない。紙切れではなく，ホルダーそのものがないのだ。そういえば，入口に販売機があったな〜。事なきを得た。

　普通電車に乗車して最寄駅の山崎へ。。
　京都付近を明るい時間帯に乗るのは･･･。もしかして初めて？
　ドア付近に立ってじっくり見学しておいた。

　山崎駅前のコンビニで，おにぎりと水を調達し目的地へ。
　踏切が閉まりかけていたので，1本待とうと思ったら4本待たされた。
　ようやく目的地に到着。既に先客が数名いたので，邪魔にならないあたりに陣取りセッティング。思ったよりは少なかった。
　上り列車を撮影するべくセットしたため下り(大阪方面)列車に即座に対応できないが，やや逆行気味なのでいいかと考えていた。

　いつもお世話になっている掲示板に書き込んでいたら，下り「日本海」が通過して行った。あらら。
　お手製ダイヤグラムを探していたら下り「銀河」が通過して行った。が〜ん。

　いよいよ「あかつき」である。カメラマンも一気に増えてびっしり並んでいる。
20050903_DSC_2494.jpg
　きた〜。調子よく連写で撮りまくる。が途中で止まった。RAWで撮影のため，連続枚数の制限に引っかかってしまったのだ。が〜ん。マークがどアップになるまで撮りたかったのだが，とりあえずカーブを曲がっているところは撮れていたので良しとしよう。
　次のターゲット「なは」まで2時間ほどある。場所を空ける訳にもいかずじっと待つことに。その間に，「雷鳥」や「サンダーバード」を撮影する。が9両のはずが12両でフレームアウトしたりと散々であった。また，次回とあきらめる。

　「なは」の前に「日本海」がやってくる。2号を逃したので4号だけでも撮っておきたいのでスタンバイする。踏切が閉まりファインダーを覗く。やや逆光なので色がおかしく見える。何で黒いんだ？トワイライトの釜だった。ありゃ〜，てっきり赤い機関車だと思ってたのに。仕方がないので「なは」の準備をする。
　今度は，編成と正面のアップを撮れたので満足。
※家に帰ってからパソコンで画像を見て愕然とした。車輌にカーブミラーがひょっこりくっ付いているではないか。

　さて，撮影も終わり撤収開始。
　これから，東京まで普通電車を乗り継いで帰ることを考えると頭が真っ白になった。
　京都駅で，三脚を宅急便で送ろうと営業所を探すことにした。初めての京都駅構内なのでどこに何があるのかさっぱりわからない。
　案内所で上の階へ行くよう教えてもらい言われたとおりに行ってみるが探し出せずに地上に出てみた。交番でもう一度聞くがわからない。もう一度地下へもぐり，別の案内所へ行ってみた。詳しく教えてくれて，ここの地下1階と，駅ビルの地下1階は違うことが判明。駅ビルの地下1階へ行き，宅配便の手続きを終わらせて駅に戻った。今回の旅行で一番現金を支払ったのは，三脚の送料だった。

　さて，京都から新快速で米原へ。先頭車両で前方を見ながらウトウト。めいっぱいかっ飛ばしている。
　米原からは大垣行に乗り換えた。4両編成で山間部を抜けていく。この辺りは，かつて「さくら」で通ってはいるが，明るい時間帯に通ることもなかったのでじっくり観察。ここが関が原か，ここが下り線合流地点か･･･。
　大垣到着。一気に浜松まで乗りとおせる新快速の始発駅であるため，ホームを渡って飛び乗る。運よく席が空いていた。リュックを足元においてまたウトウト。夜行バスでは寝ていたつもりだが眠い。
　名古屋に着いた。中央本線経由で帰ることも考えたが，中津川から塩尻までの乗継が悪いので断念。そのまま乗り続けることに。車内は結構込んでいた。隣の人が金山?で降りたので窓側に移動すると，ポカポカ陽気でまたウトウト。

　浜松到着。静岡行はすぐの連絡だが，熱海までの直通列車に乗ることにした。ここが始発駅なので並んで座ることができた。
　富士山は霞んでいたが上のほうだけ見ることができた。
　熱海到着。ちょっとお腹が空いたのでそばを食べた。京都からここまで，進行方向を向いて座ることのできる席だったが，これから先はロングシートになりそう。休日のグリーン車は値段が安いので利用しない手はない。小田原から先は湘南新宿ラインに乗換もできるということでグリーン券を購入（熱海〜新宿間\750）。ビールとおつまみも買い込んで1人でお疲れ様会を始める。
　外はどっぷり暮れて，窓には車内が反射して映っている。「富士･はやぶさ」とのすれ違いを見ようとしていたが，退避していた普通電車の陰で見えなかった。
　戸塚を通過したあたりで，東海道線から横須賀線に転線したようだった。

　新宿に到着。自宅最寄り駅までJRで行くか京王線で行くか迷ったが，運賃をケチるためそのままJRで行くことにした。
　駅からのバス時刻を調べると，乗換時間が数分しかない。このバスを逃すと駅で待ちぼうけを食らってしまう。
　電車を降りてバス停へダッシュするとバス停には人が数人立っていた。間に合った。

　家に着いた。ちょうど前日の同じ時間くらいに出発していたので24時間の外出だったことになる。

　青春18きっぷを効果的に使ったのは初めて（京都〜東京間　運賃8,190円のところ2,300円ですんだことになる）。
　疲れたけど，また計画してみよう。